ベストエフォート(best effort):最大の結果を得られるよう努力することをいう。
通常、委任契約等における受任者の負うべき義務を規定する場合に使われる用語で、そのような努力がなされないときは債務不履行責任を負うものの、そのような努力がなされたうえは、結果に対する責任を負わないことを定める際に用いられる。
(以上;ウィキペディアより)
無理矢理かも知れませんが、この言葉が合うのかな?どうなのかな?と、表現模索をしていた際に候補として出て来たのですが・・・ちょっとここから。
あ・・・詳細は最後に出しますが「柔整あはきに知っておいて欲しいCOVID-19対策オンラインセミナー」の次回開催は2月11日(日)です。
最初の意味が頭に入り込んでました
「最大の結果を得られるよう努力することをいう」ここです。
これって何事にも大事な事で、ライバルと差を付けるとか、仕事の信頼性向上には大事な事です。
これを、コロナ対策に当てはめてみましょう。
そもそも論で言えば、接骨院などの免許を有する必要のある治療家の場合、箱を開ける際は、保健所という役所の手続きが必要です。
そしてその際は立ち会いなど行い、定められた衛生管理基準をクリアしているかチェックされます。
多くの治療家が2020年4月の緊急事態宣言が発布され、世の中が混乱している際においての、国家資格者がいる院の安全性を伝えるときの根拠がここになるかと思います。
さて、ここからちょっと意地悪な質問です。
と言うことは・・・この基準がされていれば感染は防げるのでしょうか?
もうこの時点で分かりますね・・・答えはNOになります。
実際に、報道されている接骨院のクラスターは私が知りうるだけでも
・感染者家族が来院し、そこから従業員や患者へ伝播してクラスター化した
・スタッフ2名を含めた8人が感染しクラスター化した
というのがあります。
ここで大事なのは「誰が好き好んで発症なんて・・・」ということ。
発症してみれば分かりますが、厄介な疾病ですので、けっして好き好んでなる病気じゃ無いです。
私自身としても、二度と罹患したくないと思っています。
開業時における保健所のチェック項目を確認してみます
関係法規として国試でも出ますが、あえてここで確認します。
①6.6平方メートル以上の施術室
②3.3平方メートル以上の待合室
③室面積の7分の1以上に相当する部分を外気に開放し得ること。ただし、これに代わるべき適当な換気装置があるときはこの限りでない。
④施術に用いる器具、手指等の消毒設備を有すること。
とあります。
これは最低限で実施しなくてはならない項目でもあります。
そして、感染症における感染の種類には・・・
まず最初に「垂直感染」と「水平感染」があり、施術所開業要件は「水平感染」に関係し、さらに大きく分けて以下になります。
「接触感染」
「空気感染」
「媒介物感染」
この中でコロナの多くは「飛沫感染」「接触感染」と言われています。
入院中から、Dr.とのやりとりで経路の確認がされましたが、その際に私は「接触感染」しか思い当たらないことから、ここを主張していました。
「ファミレスで出て来た、カトラリーボックスの共有が、感染にあたるのではないか?」と。
なんせ、当時の報道であるような「夜の街関連」と言ったような、オイタは一切してなかったのにかかわらず、発症したからです。
↑ここ大事なところと重ねて主張します(笑)
しかし、Dr.からは「やはりコロナは基本的には飛沫感染です」と断言されました。
そうすると、上記の施設基準における感染対策としては
飛沫感染:③
接触感染:④
となります。
「いやどこかに付着したウイルスが、浮遊して感染を起こすかも知れないじゃないか!」
という意見もあるとは思います。
しかし、オンラインセミナーを監修して下さった医師・感染管理看護師の方の3名が共通していたのは、そこは大きな問題にしていない点です。
難しいけど優先すべき対策は飛沫感染対策で、接触感染対策はあっさり出来てしまう上に、飛沫よりもリスクは低いとのこと(無いわけではありません)
ここに多くの「院の感染対策はバッチリです」というアピールの内容を拝見すると・・・接触感染対策に偏重してないだろうか?という疑問が残ります。
難しい「飛沫感染対策」・・・でも一番困難でもない
一番難しいのは「空気感染」の対策と言われています。
なぜなら、病原菌の存在する空間にいただけで感染リスクがあるから。
これは「結核」「麻疹(はしか)」「水疱瘡」などが例になります。
麻疹に関してはMRワクチンがあるので、対策が出来ます。
しかし、少なくなっていますが「結核」は天然痘のように撲滅できているわけではありません。
結核とCOVID-19との違いのひとつ・・・これを知ると、治療院でのあるべき感染対策が見えて来ます。
ご存知ですか?各団体が出している「対策マニュアル」
この所、アチコチから「これ、所属先のマニュアルらしいのですが・・・どう思います?」と、聞かれてPDFファイルで拝見しています。
私が忖度しない性格からか、回答に期待を持っている方もおられるのかも知れません。
回答としては「否定しません。よく考えられていると思います」になります。
ここで、題目が関係してきます。
「ベストエフォート」かどうか?と。
私としては、これらのマニュアルをベストエフォート化する余地があると判断しているので、そこを補完するための知識はセミナーで出しています。
「なんだ、またセミナー屋としての金儲けか?」と言う声もあるでしょう。
そもそも私のセミナーは、とてもじゃないですが、儲けられる設定にしていません。
原稿には、謝礼もあったり作成費用も掛かっています。
つまり、コスパは・・・割りに合いません。
それよりなにより・・・
人は無料で情報を得た場合は、実行をしない傾向にあるのです。
それじゃ意味が無いのです、なので経費分として費用を頂いています。
「コロナはビジネスチャンス」
といった広告や自己啓発やビジネスセミナーを拝見します。
全くもってその通りだと思います。
逆に、ここでしくじると奈落の底まで落ちる可能性もあるのがCOVID-19です。
だって・・・理解の無い人はマダマダいますし・・・私が罹患した8月でもまだまだ理解が乏しい時期で、院長(家内)は本気で、私の罹患によって院を閉めなくてはならないのかも知れないと、入院した当日夜に覚悟していたそうです・・・
人が死ぬ病気なのですから
私も2020年4月30日に、大切な友人がコロナに罹患して旅立ちました。
奇しくも、4ヶ月後にチアノーゼまで起きた私が搬送された病院は・・・彼が最後を迎えた同じ病院で、同じチームでした・・・
※119番を決意した際の、自身のチアノーゼ写真(iPhoneは肌血色を良く見せるので、実際よりも明るくなっています)
意識が清明でも、チアノーゼは起こります。
この時に眠ってしまっていたら、現在では私は存在していなかった可能性が高かったとのこと
「コロナはただの風邪理論」があります。
否定しません、でも100%肯定も出来ません。
実際に人が亡くなったりするし・・・なにより、接骨院のクラスターから重症に至っているケースもあるからです。
医療を通して地域貢献する職業でもあるので、「仕方無い」では済ませられないのです。
だからこそベストを尽くさなくてはならない・・・でも、ベストエフォートとちょっと違うのは「責任」です。
確かに責任は難しい問題です。
取りようもないかも知れません。
でも「あそこまでやっていながら・・・仕方無いよね」・・・と判断されるかどうか?は、普段からの対策にかかっているのです。
弊院からご縁が遠くなった患者さんは存在しますが、数えるほどで、第二次緊急事態宣言の現在でも、おかげさまで患者さんの御予約は変わっておりません。
それも
「だって普段からちゃんとされていて・・・それでもかかる事があるんだって勉強になりました。ご本人は大変だったと思いますが・・・実際の事が知れて良かった。これからもお願いしますね」
と、患者さんからコメント頂けるような対策・対応を心がけた結果だと思っています。
思い返して下さい
コロナの多くは「飛沫感染」です。
簡単に行えて、アピールされているのは「接触感染対策」です。
そう!もっと出来るというか、ここは抜け穴になりやすいのです。
・手指消毒
・手洗い励行
・機器消毒
・コーティングなどの防護
これらは「飛沫感染対策」ではなく「接触感染対策」です。
だから、この上で「どうやっていこうか?」と考える事が、大事だと思っています。
だって厚生労働大臣から免許を発行されて仕事をしているのですから!!
無資格者はどこまで・・・?知ったこっちゃありません。
でも、同じレベルではいけませんよね?
「コロナはチャンス」はここで使うのです。
免許持ちとして、差を付けて欲しいです。
免許持ちが、当たり前のように選択され、生き残れるように
最大限の感染対策をしましょう。
することにより、万が一感染者が出ても「仕方無い」と思って頂けるか?
「接触感染対策」と「飛沫感染対策」の区別が付いてきて、リテラシーが患者さんの方が上回ったら・・・
『あそこの接骨院、万全ですと言っておきながら、よくみたら対策を「接触」と「飛沫」で勘違いしていたんだよね・・・なって当然だよね。本当に免許あるの?』
って、なったら最悪・・・これだけは避けたいのです。
それを踏まえて、オンラインセミナーでは、私の実体験を含めて、医科・保健所・行政が実際にどのように行っているか?を紹介しています。
私の経過を伝えるのは、「後遺症」を含め「リハビリ」など治療家がどれだけCOVID-19に関して貢献出来るか?も、伝えたいからです。
経験を共有し、最大限の効果を共有したいので、セミナーを実施させて頂いています。
柔整あはきのための「COVID-19対応・対策セミナー」
日時:2021年2月11日(祝・木) 21:00~23:00
使用オンラインツール:Google Meet(ほぼZOOMと同じになります)
定員:各回20名ほど
受講費:5,500円(税込) 事前払い込み制
支払方法:銀行振込・PayPay・paypalのいずれか
<申込参加方法>
①弊社HPにある「問い合わせ」から下記を入力して申し込みください
・お名前
・メールアドレス
・件名→セミナーの件
・お問い合わせ内容→希望日と支払方法をご教示下さい
開催日:2020年2月11日
支払方法:銀行振込 PayPay paypal のいずれか
②弊社より受付返信メールを送信します。その際に振り込み案内のPDFを添付します。
③振込確認後、当日開催1時間前までに、Googlemeetの参加コードを送信します
※振込確認の為に当日15時までを締切とさせて頂きます
<ご案内>
・メールは自動送信ではありませんので、返信までのタイムラグはご容赦下さい
・振込の場合、確認可能時間が金融機関によって変わりますのでお注意下さい
・基本的にメールでの対応になりますので、@primecare.co.jpからのドメインが受信できるようにお願いします
<ご注意>
○録音・録画は出来ません
○あくまで杉本の体験報告と、そこから調べる事が出来る範囲の情報になります
○新規のCOVID-19情報が入った場合は、各々の責任においてアップデートなさって下さい
○提供情報においては、杉本の考えを述べておりますが、あくまで「参考」として捉えて頂ければ幸いです
○提供情報においては、医師からの情報の監修もされておりますが 今後のWHO・厚生労働省を始めとする各機関からの発表により、エビデンスも含め対応が変更になる場合があります
○提供する情報による、COVID-19関係の結果においては、一切の責任を負いません
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お世話様になっております。
先日は、ありがとうございました。
是非勉強させて下さい。
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