年末に1,300人超の感染者数が東京都から発表されました。
それを受けて、改めて企画させて頂いています。
前回は「参加したかったけど、年末はちょっと・・・」という声の反省を踏まえ、今回の(専門家から予想されていたとはいえ)1,000人超の感染者数発表から、新年明けての接骨院業務に役立てて頂きたく、松の内である4日の夜に行います。
年末に2回目のセミナーを開催させて頂きました。
今回も、時間があったとのことで院長もオブザーバー参加して頂き、濃い内容になりました。
今回の2回目での質問には
・患者さんとの相互マスクの件だが、自治体によってはマスク素材の確認があるが、どのように考えるべきか?
・強アルカリ水を消毒として使う事にどう思うか?
などが上がりました。
今回は、この2点について少しだけ出します。
①マスク素材について
まずセミナーの中で話していますが、院のスタッフに1人でも罹患者が出た場合、もちろん保健所は職業を確認しますので接骨院と言う事は分かります。
保健所も、クラスター確認をしていますので徹底してきます。
そして問答無用で濃厚接触者の洗い出しを行います。
濃厚接触者の定義は3つですね
・相互マスク使用
・15分以上の接触
・1メートルの距離
になります。
この中でのマスクはセミナー内でも説明していますが、接骨院の運営に直接関係する非常に重要な質問事項になります。
その中の都道府県別特徴として・・・特に北海道の方で「マスク素材」がしっかり確認されています。
それから深慮した使用マスクの答えは「不織布によるサージカルマスク」しかあり得なくなります。
実際にも、関係機関からも「スパコン富岳」による演算解析結果もあることから、それ以外の素材はリスクが高いことは一般の患者さんも知っている可能性があります。
医科は徹底しています。
接骨院も、厚労省から免許を渡され保健所の管轄で業務を行う観点から、サージカルマスク以外は「代用」としてカテゴライズし、業務において使用することはしてはいけないレベルと、今回の原稿作成のアドバイザーからも出て来ています。
セミナーでの11箇条でのアドバイスでは「素材」「誰が」「誰まで」をマスクコントロールすべきか?までお話しています。
②強アルカリ水での消毒に関して
これに関しては「しないほうがいい」としてアドバイスを返しています。
というのも、こういった水は、エンベロープを持つRNAウイルスへの効果ばかりがクローズアップされ、業界へのサジェストが行われているとは思います。
しかし
・私の入院した医療機関ですら「次亜塩素酸水」や「強アルカリ水」での消毒は行われておらず、クラスター化していません。
・実際に医科では適正濃度のエタノール消毒が基本的に行われている
・アルカリ水が無機質な部分の消毒に使われて、その後成分の残存から、皮膚トラブルに繋がる懸念を払拭出来ない
ことから「賛同できない」と返答しています。
逆にいうと、ここまで医療用消毒エタノールの市場への普及が安定している現状からは、リスクを負うことよりも、エビデンス確定されている消毒を出来る方を選らんだ方が良いからです。
あ・・・そこで院長が「感染管理看護師」である患者さんからのアドバイスを注釈してくださいました。
結構、多く拝見するエタノールによる消毒の方法において見落としがちな間違った方法・・・
「手を含め、アルコール消毒を行おうとして、スプレーを吹きかけるだけのやり方は返って固着を招くので注意が必要」とのこと。
そう、最後は○○○○○までしたないと意味が無いそうですので、そのこともしっかり説明させて頂いています。
実は・・・ちょっと嫌なのを見かけたことがあります。
「アルコールだけでは消毒しきれません」として、あるコート剤のアピールを見たことがあります。
・・・これ、ここにある「アルコールをスプレーしただけ」であれば、そうなるよね・・・たぶん・・・。
つまり消毒の作業として不確実方法を持ってきて、コート剤を優れたという見せかけの可能性もあるのです。
で、そのコート剤をすることで、普段からのアルコール消毒がおざなりになってしまうのでは本末転倒になってしまいます。
直接は命のやりとりは無くとも、クラスター化にしてはならない業種ですので、確実な方法での施行を薦めます。
もちろん
「我々の感染管理の現場では、いかにウイルスは床に落とすのが大事で、それさえしてしまえば感染力は失われるとみなすので勝ちなんです」
のアドバイスも参考している11箇条もご説明します。
本当に、接骨院は保健所から開業時に衛生管理をチェックされているから、安心なんですか?
「我々は保健所から衛生管理がされていることから開業を許されています!」
という衛生管理アピールはいいことです。
ですが保健所からの指導は最低限レベルであって、それだけでアクティブな感染対策が100%されているか?とは言い切れないケースもあります。
また過去の接骨院でのクラスターでも。濃厚接触者を首長を含めた患者さん達も保健所判断されているということは、関係法規や開業基準ではCOVID-19においての濃厚接触者対策としては、「足りない」という実態もあるわけです。
これからドンドンと感染者数は増えていく可能性が高いです。
罹患して通常の風邪とは違う事を、重症化した私は「インフルの方がマシ」という感想で理解しています。
ですが正しく怖がることは必要であり、その為には知識も必要です。
ですが不必要には怖がる必要は無いです。
仕事始めの日にちに緊急設定させて頂きました。
金融機関もしまっておりますので、料金は請求書方式での後払いで承ります。
仕事始めから使える知識をご提供させて頂くオンラインセミナーにさせて頂きます。
<オンラインセミナー案内>
日時:2021年1月4日(月)21:00~23:00
使用オンラインツール:Google Meet
定員:各回20名ほど
受講費:5,500円(税込) 事後請求書払い扱い
支払方法:銀行振込・PayPay・paypalのいずれか
<申込参加方法>
①弊社HPにある「問い合わせ」から下記を入力して申し込みください
・お名前
・メールアドレス
・件名→セミナーの件
・お問い合わせ内容→支払方法をご教示下さい
支払方法:銀行振込 PayPay paypal
②弊社より受付返信メールを送信します。
③当日1時間前までにGooglemeetの参加コードを送信します
④セミナー修了後に請求書をメール送信させて頂きます
※参加申し込みは、1月4日19時とさせて頂きます
<ご案内>
・メールは自動送信ではありませんので、返信までのタイムラグはご容赦下さい
・基本的にメールでの対応になりますので、@primecare.co.jpからのドメインが受信できるようにお願いします
<ご注意>
○録音・録画は出来ません
○あくまで杉本の体験報告と、そこから調べる事が出来る範囲の情報になります
○新規のCOVID-19情報が入った場合は、各々の責任においてアップデートなさって下さい
○提供情報においては、杉本の考えを述べておりますが、あくまで「参考」として捉えて頂ければ幸いです
○提供情報においては、医師からの情報の監修もされておりますが 今後のWHO・厚生労働省を始めとする各機関からの発表により、エビデンスも含め対応が変更になる場合があります
○提供する情報による、COVID-19関係の結果においては、一切の責任を負いません
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で
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